源氏雛の由来
みかわ工房の雛人形は、1983年頃から大分県、由布院「玉の湯」という旅館の「葡萄屋」で販売したことが始まりです。私の作る多くの雛人形は、男女1対が1組として、赤い毛氈を付けて紙箱に入れて、コンパクトにまとめていましたから、当時は全国から多くの方が湯布院に来られ、由布院の思い出に私たちの雛人形をたくさん買っていただいた様に思います。
由布院には、もう一つ金鱗湖のそばに「亀の井別荘」という旅館があり、この中に「鍵屋」という九州の生活雑貨を売っていた店にも置いていました。
そんな時に、東京から雑誌「オレンジページ」の取材で来られた方が、みかわ工房の「横笛」という雛人形を取りあげていただいたことで、全国からこれを販売してもらっていた「玉の湯」さんに注文の電話が殺到して、大変だったことが思い出されます。
その後、みかわ工房も東京の西武デパートや新宿「伊勢丹」、日本橋三越本店 などの大型店で販売させていただきました。
その後、流通の仕組みが大型店からインターネットに変わってきたことで、私たちの雛人形も男女1対のお雛様から、三人官女、五人囃子も入れた三段飾りの雛人形セットに移ってきて、購入される方も初節句を迎えるお母様たちになってきたように思います。
それでも、この源氏シリーズの雛人形は、海外の方へのプレゼントやお祝いのプレゼントに使われています。
それでも、この源氏シリーズの雛人形は、海外の方へのプレゼントやお祝いのプレゼントに使われています。