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由布院の旅館「玉の湯」に展示されていたみかわ工房の源氏雛「若菜」です。
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手のひらサイズの雛人形。

お雛様は男女一対で、解説書、毛氈、紙箱付です。
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源氏雛の由来 

 みかわ工房の雛人形は、1983年頃から大分県、由布院「玉の湯」という旅館の「葡萄屋」で販売したことが始まりです。私の作る多くの雛人形は、男女1対が1組として、赤い毛氈を付けて紙箱に入れて、コンパクトにまとめていましたから、当時は全国から多くの方が湯布院に来られ、由布院の思い出に私たちの雛人形をたくさん買っていただいた様に思います。
由布院玉の湯の売店「葡萄屋」の雛人形展示風景1983年

由布院玉の湯の売店「葡萄屋」の雛人形展示風景1983年


 
由布院には、もう一つ金鱗湖のそばに「亀の井別荘」という旅館があり、この中に「鍵屋」という九州の生活雑貨を売っていた店にも置いていました。
由布院亀の井別荘「鍵屋」の売店

由布院亀の井別荘「鍵屋」の売店

 
 
 
そんな時に、東京から雑誌「オレンジページ」の取材で来られた方が、みかわ工房の「横笛」という雛人形を取りあげていただいたことで、全国からこれを販売してもらっていた「玉の湯」さんに注文の電話が殺到して、大変だったことが思い出されます。
雑誌「オレンジページ」に記載されたみかわ工房の横笛です。湯布院 温かく気持ちを交わす土雛を、ちょこんとお部屋に。 源氏物語の世界をほうふつとさせる、みやびな男女。「横笛」と題した高さ7cmほどのおひなさまは、藤原了児さんの作品です。「3月3日の桃の節句に飾るひな人形としてだけじゃなく、一つの夫婦のあり方を託して表した人形としてみて欲しい」と藤原さん、作品のテーマを、ご自身の家庭生活のひとコマに求めているためか、人形たちはいずれも穏やかな幸せの中にいる感じ。飾るというより、さりげなくそばにたたずんで欲しいと思わせる土雛です。 お問い合わせ 旅館玉の湯・由布院市

雑誌「オレンジページ」に記載されたみかわ工房の横笛です。
湯布院 温かく気持ちを交わす土雛を、ちょこんとお部屋に。
源氏物語の世界をほうふつとさせる、みやびな男女。「横笛」と題した高さ7cmほどのおひなさまは、藤原了児さんの作品です。「3月3日の桃の節句に飾るひな人形としてだけじゃなく、一つの夫婦のあり方を託して表した人形としてみて欲しい」と藤原さん、作品のテーマを、ご自身の家庭生活のひとコマに求めているためか、人形たちはいずれも穏やかな幸せの中にいる感じ。飾るというより、さりげなくそばにたたずんで欲しいと思わせる土雛です。 お問い合わせ 旅館玉の湯・由布院市

 
その後、みかわ工房も東京の西武デパートや新宿「伊勢丹」、日本橋三越本店 などの大型店で販売させていただきました。
 
日本橋三越本店 本館5階 Jスピリッツでのみかわ工房の個展風景

日本橋三越本店 本館5階 Jスピリッツでのみかわ工房の個展風景

 
その後、流通の仕組みが大型店からインターネットに変わってきたことで、私たちの雛人形も男女1対のお雛様から、三人官女、五人囃子も入れた三段飾りの雛人形セットに移ってきて、購入される方も初節句を迎えるお母様たちになってきたように思います。
それでも、この源氏シリーズの雛人形は、海外の方へのプレゼントやお祝いのプレゼントに使われています。