日田のひな祭り

日田の「原次郎左衛門家」は以前「みかわ工房」の雛人形展を二年ほど続けてした事があります。
原家にはその名前の通りの江戸中期の雛人形「次郎左衛門雛」があり、そのお雛様を「天領日田のお雛祭り」の時期に合わせて、二階で雛人形を展示しておられました。
原家は江戸時代から続く醤油業で、代々の当主は次郎左衛門の名前を名のっているそうです。私は偶然にこの原家を知っている方から「藤原さんの雛人形を原さんとこでやったらおもしろいと思う」と言うことになり、その知人を介して当主の原次郎左衛門さんにお会いしました。
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原家所有の次郎左右衛門雛
原さんは若い頃はテニス一本で、全国を参戦して回ったスポーツマンで話もポンポン進み、二月から三月いっぱいまで展示することになりました。もともと、日田のお雛様巡りは三十年ほど前からお雛様を草野本家を中心に展示を開始し、お雛様巡りでは元祖とも言うべき市町村です。
私が雛人形を展示する二階は、四部屋で30ほど畳ありよほどの作品を飾らないと入場料を払った方を満足させることができないので、私たちはスタッフ四人ほどで2日程かかって展示会場を飾り付けしました。
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飾り付けされたみかわ工房のお雛様
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幸い来場者は会期中に1万人ほどの方が訪れてNHKのテレビニュースで取り上げてもらったりして皆さんに喜んでもらえました。

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