花咲く箱

雨曇りの中、昨日届いた貝合わせの箱が気になっていて、散歩から帰ると早速箱の前に座って絵付けをする事になりました。
届いた箱見本は1個だけだったので、慎重にイメージをふくらませて、源氏物語絵巻の中に書かれている花の意匠を見てみたりして、「藤、撫子、山吹、桜」を入れてみる事にしました。
完成したのがこの写真です。
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側面に山吹、この場合私の庭に咲いていた白ヤマブキにしてみました。箱の空間に対してあまり書きすぎたり色が強すぎると、雰囲気を壊してしまうので慎重にしました。
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箱の上に中身の貝合わせの題字を入れてみました。これは書家に書いてもらう予定です。
上から、桜、藤、撫子を書いていますが、これは貝合わせの内容によって描く絵柄も変えていかないといけません。また、上から見ると箱の長さに対して、幅が5mmほど大きすぎたような気がしています。本発注ではこれを解決するつもりです。
今後は、この箱に入る貝合わせのシリーズを数種類作って後日発表する予定です。お持ちのお雛様に加えられると豪華さと、お子様の宝物になるような良い物を作ろうと思っています。
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大きさは11,5cm×30cm×9cmです。中身の貝合わせの大きさは7~8cmのものを予定しています。

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