アンティークとハンドメイド

私が【小さき物の世界】を作り始めたのは、10年ほど前になると思います。
きっかけは、お雛様の演出(ディスプレイ)の為に、雛道具の長持ちや雛箪笥などを、骨董店で手に入れた際に、その道具に付属していた小箱を工房で眺めているうちに、「もったいないな」と思い「この箱にお雛様を組み合わせてあげよう」と思い、手作りで小さいお雛様や屏風、ぼんぼりなどを組み合わせて見ました。
みかわ工房で開発したアンティーク雛道具と雛人形を組み合わせた【小さき物の世界】
古い物をお子様の誕生の祝いや、雛祭りに使っていただけるだろうかと戸惑いもありましたが、新宿「伊勢丹」さんや銀座「松屋」7階特設ギャラリーさんから引き合いがあり、まずデパートやギャラリーで注目される事となりました。
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「伊勢丹」4階、特選和食器コーナー
【小さき物の世界】という題名も清少納言の「枕草子」に「小さきものわみなうつくし」と共通する視点を感じ、使用しています。
現在、アンティークの雛道具は、由布院で骨董店をやっている義理の妹の店から購入したりしています。そして、購入したら一度きれいに拭いて金具の痛みや、欠損を確認して修理します。
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道具は、大きく分けて長持ちと箪笥があり、その道具に1つ1つにアウ大きさや色合いを考えてオーダーメイドで、組み合わせを作ります。
特徴として、雛道具に雛人形を組み合わせる事と、オリジナルで布を染めたり、手描き彩色して上げる事で柔らかい風合いを持ったお雛様セットが出来上がる事です。
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この【小さき物の世界】シリーズは、専用のホームページがあり、ここで詳しい説明をしていますので、お気に入りのものをお選び下さい。

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