乾燥させていた貝合わせの金箔仕上げが完成しました。
2個1組に組み合わせて、箱に入れて注文があるまでしばらくこうして出を待ちます。
そして、注文があるともう一回、貝の傷や金箔の張りむらがないかどうかを点検して、依頼主からあった絵の下絵にかかります。
今回は10cm幅の貝合わせを50組と、12cmの貝合わせを15組
7~8cmの貝合わせを20組ほど用意する計画です。
この下地作りの行程は、表には出にくいし、決して面白い作業ではありませんが、この行程がないと、仕上げの彩色が台無しになってしまうので、2ヶ月あまりの時間をかけて下地作りを行っています。