ようやく、一番小さいサイズの貝合わせが完成しました。
このサイズになると、ハマグリでは薄すぎて強度的に持たない為に、私はシジミを使っています。ただ、いずれにしろこの大きさの貝に、金箔を貼ったり絵を描くのは、非常に神経を使いますし手間もかかります。
今回、東京の日本橋三越本店 本館5階で個展の際、菱餅や橘などと共に、小さい貝合わせが人気があった為ーーー来年の日本橋三越本店での個展の際（開催が確定しました）は、来場の方のみに特別のセットをご用意しようーーーなどと計画しております。
京都においては、平安の昔から「貝合わせ」の遊びが行われており、冷泉家のコレクションを見ても、小さい貝合わせが特別に作られて幼い姫達の遊びに使われていた事が伺えます。
