「包む」にこだわる

現在、みかわ工房では寛永雛の五人囃子の仕上げが、最終段階にきています。その名のように5人ですから、包んでしまうと中の雛人形が見えなくなってしまうので、
そこで、包むのも工夫が必要です。写真は、1番右手の囃子方で、白地の和紙にピンクの細い帯を付けて、これが1番と分かるように区別しています。
みかわ工房の貝合わせの包装です。
私が20年ほど前に雛人形を作り始めた頃は、人形の頭を薄い紙で包み、その回りは新聞紙で幾重にも包んで売っていましたが、最近のようにインターネットで全国各地の方のもとへ送るようになって、開けた時のときめきを大事にするようになり、包みに使う素材も和紙やエアーキャップなどのクッション材を使うようになっています。
この分野は、妻や妹がやっていますが、日々工夫をして喜んでもらえるようにしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA