間に合いました。

このところ年末になって、ふと思い出されるのでしょうか。羽子板のご注文が相次いでいます。みかわ工房の貝合わせで、源氏物語絵巻の「初音」「少女」
今回のお客様は、「画面上にハッキリとした色で描いて欲しい。なるべく画面にピンクを入れて欲しい」とご希望が描かれてあります。
そうなると先方が希望されているものが見えてくるようで、私の方はその希望にしたがって全体の色調をまとめて、源氏物語絵巻の松風をやや派手気味に表現しました。
先日のテレビでは、浅草寺の「羽子板市」がテレビで放映されていましたが、この市の羽子板の多くは、江戸の中期に庶民向けの押し絵羽子板が中心です。
したがって私が作っている羽子板は、それ以前の京羽子板の流れを受け継ぎ、胡粉地を塗って、表面には源氏物語などの絵を極彩色で描き、金箔などをふんだんに使ったもので、豪華すぎて江戸幕府から禁止令がでたほどの豪華なものの流れをくんでいます。
雛人形「みかわ工房」の羽子板は、この流れをそのままに復元し、優雅なカーブを持った桐箱に収めておりますので、江戸時代の壮麗な正月の儀式を思い起こしていただけると思います。
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