3枚の新年用の羽子板が完成

先日から依頼を受けていた新年用の羽子板3枚がほぼ完成しました。この羽子板はみかわ工房の全ての羽子板に共通する特徴で、上下部分の雲形紋は胡粉の置上おきあげになっていて、中央から縁へ厚みが薄くなるハマグリ縁になっています。全ては本物の金箔仕上げをした後に、その上から彩色仕上げにしております。
1枚目の羽子板は、iPhone(アイフォーン)で画像を見ている方です。途中の下絵をメールで送ったところ、「下絵でも、こんなにできてるんだとびっくりです。こういう経過を送ってくださるとワクワク感もアップします。楽しみです。」とのことです。色調は「薄めで、やさしく」にとのこと

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次の「葵」をご注文の方は、デパートやネットでずいぶん羽子板を探されたそうですが、なかなか自分の気持ちを込められる羽子板が見つからなかったそうで、ようやくネットの写真でみかわ工房の羽子板を探し出して、電話でご注文がありました。

また、昨日は「娘の思いと私の思いを込めた物を送りたいので、孫が誕生した頃の菜の花を入れることは出来ますか?」ということでしたので、これから画面の何処かに「菜の花」を入れて上げようと思います。

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最後の羽子板も、お孫さんをお持ちの東京のお母様からで、初孫に送ってあげるのにずいぶん探したが見つからず、あきらめかけていた頃に私どものみかわ工房に巡り会えたということで、興奮してお電話がありました。このお母様も「孫が誕生した夏の思い出に朝顔などを入れて欲しい」ということで画面下に少しだけ入れてみました。
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こうしてみると、最近はお孫様を持つお母様が、直接ネットで探される時代がやってきた気がします。特に、「本当に自分が気に入ったものを娘や孫に送ってあげたい。」方が多いのを感じます。
私もそのお気持ちにお応えして、良いものを全国、世界の方々にお届けしてあげたいと思います。何でもご相談くださいね

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