特注の貝合わせ

先日、秋田の方から電話があり「自分の持っている貝合わせと組みわせて、貝合わせセットを作ってほしい」という依頼がありました。お聞きすると、大きさが6~7cmの貝合わせに和歌を描いたものを5組ほどお持ちで、これだけでは寂しいので今回みかわ工房の貝合わせと組み合わせて、専用の箱(貝桶)も作ってほしいということでした。

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とりあえず、5組の金箔の貝合わせを用意しました。この貝合わせに源氏物語絵巻の花宴、若菜、若紫、末摘花、初音、紅葉賀、松風、絵合わせ、花散里、藤袴を描くことになりました。
20130215_385520 貝桶も作って、生地の状態で秋田にお送りして、地元の塗り師(漆で仕上げてくれる職人があるらしい)に頼むそうです。
秋田は、ひな祭りは旧の4月で行うそうですから、これから作っても十分間に合いそうです。現在進行中の四国の方から依頼されている「源氏物語絵巻貝合わせ五十四帖」も、こうした容器に入れたほうがいいのかもしれません。

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