大きさにこだわった「貝合わせ」を手作りしました。

このところひな祭りも終わって少しだけ時間ができました。工房も掃除をして狭い部屋ながら動きやすくなりました。

三月のはじめに江戸の小箱を使った貝合わせや、桐箱に収めた貝合わせの注文があり、手元にに持っている貝の種類がやや少なくなってきました。そこで倉庫にしまっておいた貝を出してきて、大きさの同じ貝を5組セットや、10組セットにして金箔や白地仕上げにしています。
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この作業、仕事としてやっていても金箔を張った貝を、テーブルの上に並べていたりすると心が安らぐというのか「よし」という気持ちになってきます。
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今回整理してそろえた貝合わせは、3cm、7cmの大きさのハマグリでした。この時期になると大分県内でも北部の宇佐の海などで美しいハマグリが取れて、高級料亭などにハマグリ料理として出されます。

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私は現在2件の料亭にこの蛤の殻を採って置くように頼んでおいて、妻が洗って大きさの合うものをそろえてくれます。まさに地産地消です。

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