江戸時代は、日本橋三越本店あたりで雛祭りの雛市が行われていたそうです。

最近、私が購入した雛道具です。こうした多くの雛道具は、桐の箱に入っていていて、たまに購入した店とか、購入した日が記載している場合があります。

日本橋本石町の雛市で売られていた雛道具です。

この箱には、詳細に購入した場所や、期日まで書かれています。箱の裏側には大正7年の3月に「十軒棚にて買い求む」とあり、この十軒棚とは何処かと思って調べてみました。

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表には東京市、日本橋 本石町(ほんごくちょう)十軒店とあり、この場所は現在の日本銀行本店から三越本店あたりの町名を昔は本石町と呼び、毎年3月にはこの付近を中心にして、盛大に雛市が行われていたそうです。

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それが、この木版です。通りには軒を構えた店から、即席の出店タイプの店などが数十軒から多いときには数百軒まで膨らんで、雛道具から、持ち帰りの出来るコンパクトな雛人形まで所狭しと並んで、店と客が値切りあって売買価格を決めていたそうです。

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このような店は、江戸の初めから明治まで市があったそうですが、明治になって古い風習の廃止や、交通の拡大などからだんだんと下火になっていったようです。

それでもこの雛道具を求められた方は、まだ、盛況を極めていた日本橋本石町の雛市に行って、この雛道具や雛人形を買って大事にされていたのでしょう。

この雛道具をリメイクして再び皆様のもとに新しい形で旅立ちます。

そして、これが私のもとにきて、これからこの雛道具をリメイクし、みかわ工房の【小さき物の世界】の雛人形セットとして生まれ変わり、皆様のもとに再び旅立って行きます。

 

 

 

 

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