小さくもなく大きくもない、手作りのお雛様です。

雛祭りには、段飾りが有ってその段にいくつかの雛道具が並ぶのが普通です。しかし、こうした段飾りの物は規模が大きくなり、幅が1mは優に超えて高さも大人の肩まで位の規模になってしまいがちです。こうした雛道具と段飾りを極限までコンパクトにして、美しさを損なわないようにした雛人形セットが「小さき物の世界」シリーズになります。下のセットも幅が80cm高さが40cmで、奥行きが40cmですから工夫の仕方によってはマンションやアパートの本棚の中にも収まってしまいます。

全体の幅が80cm、奥行き40cm、高さ30cmのお雛様セットです。

 

段飾りは三段飾り式で、五枚の板を組み合わせることで数分でできあがります。その上に敷いている赤い布が京都の北部丹後地方で作られている「丹後ちりめん」で、銀の糸を織り込んだ地模様入りになります。この床面積の大きさが横30cm、高さ30cm、奥行き40cmです。コピー用紙大と言ったところでしょうか。

三段飾りの写真で、地模様が入った丹後ちりめんの上に、動きを持たせたお雛様たちが並びます。

段飾りや雛道具にバランスをとって貝合わせ「貝合わせ」は、ハマグリの特徴として左右1対の貝殻が、ほかの貝とは決して合わないことが、対になる相手を違えないで、1度結婚した女性は必ず連れ添うと言う意味を持っていたそうです。やこま犬を小箱の側に並べてみました。

縁起物のこま犬と貝合わせ組をつけています。

箪笥ですが現在のプラスチック製の物を見なれている私たちには、不思議にさえ思えるほどの精巧な作りの木製で、その上に丁寧な漆が施されてい職人さんが1つ1つ手描きで牡丹の模様を描いています。今では作ろうとしても出来ない職人技です。大きさは17×8×高さ20cmです。

木を使って、漆を塗り、金泥を盛り上げてボタンの花を手書きしています。

 

同じく長持ちです。しっかりとした木製の箱ですからこの中に、こま犬や貝合わせを納めるといいかと思います。

蓋式になった長持ちです。同じように木製に漆仕上げで作られています。

 

2つの小箱と貝桶です。この小箱に入れるとしたら菱餅や桜に橘、腕類などでしょうか。

2つの小箱と貝合わせを入れる貝桶です。(実際には入りません)

こうして、お子様が成長の時々に並べたり、遊んだりしながら日本の遊び文化を体で感じ取ることも必要かと思います。また、雛道具を納めたりすることも雛祭りの楽しみになればいいと思っています。

これは、みかわ工房のホームページで小さき物の世界25番として紹介しています。

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