大正の雛道具で雛祭り。

雛祭りをする方の中には、それほど大きくないお雛様であって手作りにこだわった物に重きを置いている方も多いかと思います。この小さき物の世界24番は、その両方を叶える為に作られたお雛様セットでもあります。まず、お雛様の周りの雛道具は今から100年程前の大正時代に作られた本物の家具かと思わせる雛道具で、丁寧に漆を塗った上に金蒔絵で松竹梅が手描きされています。

大正時代の箪笥に丁寧に松竹梅が手描きされています。
箪笥の大きさは縦7,5×横17×高さ20cmです.

もう一つの雛道具にも松や梅が鶴と一緒に金蒔絵で手描きされています。優美な小箱です。

大正時代の長持ちで、美しい松竹梅の蒔絵が施されています。
大きさは縦10×横21×高さ10,5cmです。

それにもう一つ6×9cmの小箱が2つが揃ってお嫁入り道具らしくなってきました。この小箱の周りには3個の汁椀を付けて、お子様が2歳になればこれでお雛様の前で遊んだり出来るようにしてみました。

小箱と腕が付いています。
大きさは6,5×9×7cmです。

こうした大正の雛道具でみかわ工房で作った三段飾りと組み合わせたひな壇が、下の写真になります。全体の幅が80cm、奥行きが40cmほどですから、マンションやアパートの本棚の一部に飾ることも出来るかと思います。

 

お内裏様や三人官女を並べた段飾りは、貴重な丹後ちりめんの布を使い染色の清家文香さんが赤に染めて、1つ1つ手作りした雛人形を並べています。

これは、小さき物の世界シリーズの24番になりますから、ホームページで詳しくご覧下さい。

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