コンパクトにまとめたひな人形セットです。

私の雛道具コレクションに、小さくてかわいらしい雛箪笥が加わりました。幅が10cmで高さも11cmですが、すべて木製で出来ており中には引き出しが4つ有ります。明治から昭和にかけて使われていた衣装箪笥を模して作られた物ですが、今では失われてしまった手作りの美しさが残され手作りいるような気がします。

精巧に作られた木製の箪笥

もう一つの長持ち箪笥も、長さ12cm高さ6cmあまりのミニュチュアサイズの物になります。木材の厚さは5mmも無いほどですから職人さんはどうしてこのように精巧に作っていたのか驚いてしまいます。

昭和初期に作られたミニサイズの長持ち

 

このような精巧な職人芸に答える為には、組み合わせるお雛様もそれなりに小さく、美しく無ければ鑑賞に堪えなくなってしまいます。

お雛様の幅が10cm高さが13cmのミニュチュアサイズ

そのために、みかわ工房では、お雛様が座る布にも注意を払い丹後ちりめんという京都北部で作られている布を使い、染色の清家文香さんが独特の赤に染めて、マンションやアパートの空間でも華やぐような色彩に作り上げています。

奥行きが20cmですから手のひらサイズの雛人形になります。

お雛様の身の回りには、お子様が「ままごと遊び」しそうな小さい貝合わせやこま犬を並べています。

ミニサイズの貝合わせとこま犬を並べてみました

こうしてできあがった雛祭りセットが、下の写真です。全体の幅が40cm、奥行き20cmですから本棚の一部にすっぽり入ると思います。

小さいサイズのお雛様セットです。

お雛様の周りに生花や灯りを付けてあげたら素敵な雛祭りになるかと思います。これは小さき物の世界16番として登録されています。

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