江戸職人の神髄を見る雛道具。

これは、以前東京国立博物館で行われた「江戸時代のお人形」展の写真資料です。

紫檀象牙細工蒔絵雛道具 紫檀製重箪笥 江戸時代・19世紀 三谷てい氏寄贈
紫檀象牙細工蒔絵雛道具 紫檀製重箪笥 江戸時代・19世紀 三谷てい氏寄贈

 

高さ13㎝ほどのミニチュア箪笥にちゃんと扉が開閉できる精巧な象牙細工!このこだわりこそ日本の工芸の真髄と言うにふさわしいものです。
高さ13㎝ほどのミニチュア箪笥にちゃんと扉が開閉できる精巧な象牙細工!このこだわりこそ日本の工芸の真髄と言うにふさわしいものです。

 

紫檀製重箪笥 江戸時代 国立博物館蔵

詳しい内容は、東京国立博物館のブログでご覧いただけます。

 

さて、下の写真は、私が今回手に入れた雛道具で、おそらく江戸時代に同じ職人が普及品として作ったものでしょう。全体の大きさ、金具の形、引き出しの形など全くといっていいほど同一のものです。単なるミニュチュアでは済まされない美しさを持った工芸品です。

今回購入した江戸時代の重ね箪笥。江戸職人の気質がうかがえます。

 

右手の箪笥は、重箪笥と言って上下に重ねて置くようになっています。金具はすべて手作りで、取手の一つ一つまで丁寧に打ち出して作られています。

江戸時代の重ね箪笥や長持ちなど。

 

金具の細部を見て下さい。

江戸時代の小箱の金具は、1つ1つの金具が手作りで作られています。

漆に施された蔓の絵柄も生き生きとした表現がされています。

重箪笥 江戸時代の拡大写真で、精巧に作られています。

重ね箪笥の下には、小さな扉があり、これを開けると

江戸時代の重ね箪笥に扉部分。

 

2つの引き出しが付いていて

箪笥に付いている扉を開けると、2つの引き出しが付いています。

引き出すと、小さい2つの引き出しかと思ったら、奥に隠し箪笥が隠れていました。こんなところまで実に精巧に作られています。

重ね箪笥の引き出しには、奥に隠し箪笥まで作られています。

長持ちも同様に牡丹蒔絵の手描き蔓文様になっていて、精巧な金具が幾重にも施されています。江戸の重箪笥についている長持ち

小箱も留め金などは、1つ1つ金属を打ち出して作り上げたものが使われています。

これらの雛道具は、いつか【小さき物の世界】の一つとして、後日ホームページに掲載させていただきます。

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