お雛様が本棚に収まる三段飾りになりました。

昭和の頃までは初節句の雛祭りといったら、雛人形屋さんに行って注文し、4畳部屋や6畳の部屋一間を使って雛祭りを行っていたようですが、だんだんと住宅から和室が無くなってきたり、組み立てに時間を要する雛人形が敬遠されるようになってきました。

超コンパクトに出来上がった三段飾りの雛人形セット

それに代わって登場してきたのが親王飾りと呼ばれる雛人形やコンパクトにまとめたお雛様が登場してきます。私の「みかわ工房」でも以前から三段飾りをコンパクトに納めたお雛様を作っており、周りに置く貝合わせやこま犬も充実してきて現在の形になってきました。
幅が40cmです、奥行き20cmの三段飾りと雛道具セットです。

この小さき物の世界シリーズは、サイズの違ったいくつかのお雛様と、その時々に買い求めた明治、大正、昭和などに作られた雛道具を組み合わせて、現在のマンションやアパート生活の方にストレスがない形で飾り付けが出来るように設計したお雛様セットです。わずかに3cmあまりの三人官女達です

 

このようにこま犬や貝合わせも1つ1つを手描きで作り上げた物で、日本の美を損なわないようにしています。

1つ1つを手描きで仕上げた貝合わせやこま犬です。

私が購入した大正から昭和にかけて作られた手作りの蒔絵箪笥で、わずか10cm×11cmの中に五段の引き出しが精巧に作られています。もちろんこの中に小物を入れて遊ぶことが可能です。

10×11cmの手作り蒔絵箪笥

同じく精巧な造りの長持ちです。この中にも雛飾りのこま犬や貝合わせなどを納めることが出来ます。

このセットは、現在小さき物の世界14番として紹介しています。

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