このタンスは昭和の初期から中期にかけて作られた物でしたが、保存状態の関係か家具に描かれた絵の保存がよくなかったので、私が赤く塗り直して、桜の花を一面に手描き彩色しました。
この明るくなった家具に、花びらの色に合わせてピンクの布をおいて、家具には、やや濃いめのピンクの正絹を配置しました。
貝合わせや菱餅を周りに並べてみると楽しいひな祭りがイメージされてきます。わが家の周りでも山桜がようやくピンク色のつぼみを付けているのが見えてきました。
これは小さき物の世界の7番として登録しています。