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本年9月より、これまでの内税方式を外税方式にさせていただきます。

小さき物の世界について

「小さきものを」愛でる感覚は、イギリスのドールハウスのように、小さい物にこだわって芸術的な精巧さまでミニチュアにした物がありますが、日本においても自然界の大樹を限りなく小さくまとめ上げた物に「盆栽BONSAI」があります。 
102cmの盆栽(宮内庁蔵)

102cmの盆栽(宮内庁蔵)


この小さい物への限りのないこだわりは、「お雛様」の世界にも共通していて、清少納言の「枕草子」の中では「雛の調度、葵のいとちいさき。 なにもなにも、ちいさきものはみな美し 」とあり、日本人が如何に小さい物に愛情を注いでいたかがうかがえます。 
江戸時代に入ると、雛祭りの行事は盛んに行われるようになり、徳川家のような大名家に限らず地方の大名や一般の庶民の間でも、雛祭りが行われていったそうです。日本各地の博物館や美術館には、当時の雛人形や5月人形などの品々が展示されています。 
私の住む九州、佐賀の「鍋島家」にも、十二代目の禎子様が黒田家より嫁いできた際に持参された「銀製の雛道具一式」などは、高さが3~4cmのもので本物とまがうほどの精巧に作られた雛道具が数多く展示されています。
佐賀鍋島家「銀の茶道具」高さ3cm

佐賀鍋島家「銀の茶道具」高さ3cm


みかわ工房の小さき物の世界は、こうした小さいアンティーク雛家具と雛人形の組み合わせが「愛おしさと新しさ」を感じさせてくれる事を確信し、私が毎年1年をかけて集めた雛道具などの小箱と、これに合わせた内裏雛、三人官女、五人囃子、 屏風、油灯、橘を作る一方で、染色作家の清家さんが、これにマッチする布(袋、敷布、ふくさ等)を手描き、手染めで作ったものとの組み合わせから構成されています。
 
江戸の小箱と組み合わせたお雛様

江戸の小箱と組み合わせたお雛様

 
アンティーク家具というものは、作られた当初はその時代にマッチしていても、だんだん時が経つにつれて、家具が傷んだり、金具が取れたりしますから、慎重に一つ一つの家具を見直し、手直しできる所は自分で手直しして、現代のアンティークとしてよみがえらせるようにしています。 
 
最近は小さき物の世界を、子育てを終えたお母様がご自分のための「お雛様」として購入されたり、 マンション住まいの方が、小さい空間を使っての「桃の節句雛」として人気が出ています。また、海外に赴任されるご夫婦の方から、「海外に住んでいても日本らしいお雛様を探していたら、この小さき物の世界に巡り会えた」という方々も増えています。
お客様の写真より

お客様の写真より

 
 
 
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