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本物のアンティーク家具です。

小さき物の世界に組み合わせている小箱や雛道具は、すべて江戸時代から明治、大正、昭和に渡って大事に保管されてきた蒔絵箪笥、長持ち、小箱などを、みかわ工房の小さい手のひらサイズの雛人形や、染色の清家文香が手作りして染め上げた布と組み合わせたオリジナル作品です。ここでは、アンティーク雛道具について書籍の資料をもとに説明しています。
 

江戸後期

安政6年(1859)に作られた雛道具で、蒔絵たんすの漆の仕上げや金具の手作り感などすばらしい物です。よく見ると箪笥の引き出しの金具などは、1つ1つ銅や真鍮を打ち出しで取手を作っているのが見られます。

安政6年(1859)に作られた雛道具で、蒔絵たんすの漆の仕上げや金具の手作り感などすばらしい物です。よく見ると箪笥の引き出しの金具などは、1つ1つ銅や真鍮を打ち出しで取手を作っているのが見られます。

江戸後期

江戸時代後期とあります。家具のバランス、色合いの美しさからして京都で作られた物と思われます。金蒔絵も本金を使っています。大きさは左の箪笥が13cm前後と思われます。このように大きさのバランスが取れていて、蒔絵の施し方にも当時の職人のセンスが見て取れます。

江戸時代後期とあります。家具のバランス、色合いの美しさからして京都で作られた物と思われます。金蒔絵も本金を使っています。大きさは左の箪笥が13cm前後と思われます。このように大きさのバランスが取れていて、蒔絵の施し方にも当時の職人のセンスが見て取れます。

実際に使っている江戸期の物

江戸の小箱とみかわ工房で作った貝合わせセットです。箱の厚みはプラスチックのように薄く、カーブの曲面なども現代では出来ない仕上げになっています。

江戸の小箱とみかわ工房で作った貝合わせセットです。箱の厚みはプラスチックのように薄く、カーブの曲面なども現代では出来ない仕上げになっています。


明治中期

明治になってくると雛道具や金具の作りにもやや大振りの物が多くなり、いかにも明治らしい豪快な作りになってきます。右下手前の白い箪笥は、昭和の物です。

明治になってくると雛道具や金具の作りにもやや大振りの物が多くなり、いかにも明治らしい豪快な作りになってきます。右下手前の白い箪笥は、昭和の物です。

明治中期

明治の物でも、蒔絵の書き方に左のものとは違いが見られ、家具に手描きした蒔絵文様を以前は1つ1つ手描きしていたものが、ある一定のパターンを型紙で転写した後が見受けられる様になってきます。

明治の物でも、蒔絵の書き方に左のものとは違いが見られ、家具に手描きした蒔絵文様を以前は1つ1つ手描きしていたものが、ある一定のパターンを型紙で転写した後が見受けられる様になってきます。

実際に使っている明治のもの

明治期に作られた精巧な造りの木製雛道具です。金具の1つ1つまでたたき出しで作られて漆の上に描かれた絵も見事です。

明治期に作られた精巧な造りの木製雛道具です。金具の1つ1つまでたたき出しで作られて漆の上に描かれた絵も見事です。


大正初期

大正3年(1914)いかにも大正らしい雛道具です。

大正3年(1914)いかにも大正らしい雛道具です。特徴としては、これまで決まった法則に則って草花文様を描いていたものが、黒字の漆に松竹梅や鶴や亀などを手描きしているところが、特徴です。中には鶴の中に螺鈿細工をした物なども見られます。

大正後期

大正の雛道具で蒔絵箪笥や長持ちに松に鶴や、松竹梅の絵が金彩で描かれているところが特徴

大正の雛道具そのものでが、蒔絵箪笥や長持ちに松に鶴や、松竹梅の絵が金彩で描かれているところが特徴でしょうか。金具も明治では真鍮だった物がスズや鉄に変わりきらきらした仕上げになってきています。

実際に使っている大正期のもの

大正期の雛道具の特徴として雛道具全体に「鶴や松、松竹梅」などが優雅に彩色されている場合が多く、造りも大らかな物が多いと思います。

大正期の雛道具の特徴として雛道具全体に「鶴や松、松竹梅」などが優雅に彩色されている場合が多く、造りも大らかな物が多いと思います。


昭和中期

昭和も中期(昭和30年1955)になると、購買者が一般の庶民を対象にした雛人形や雛道具が中心になり、蒔絵や漆の仕上げも簡素になってきました。金具は薄いアルミ箔の物が用いられて耐久性に欠けるものになっています。手描きしている鶴の絵も勢いに欠けるものになっています。

昭和も中期(昭和30年1955)になると、購買者が一般の庶民を対象にした雛人形や雛道具が中心になり、蒔絵や漆の仕上げも簡素になってきました。金具は薄いアルミ箔の物が用いられて耐久性に欠けるものになっています。手描きしている鶴の絵も勢いに欠けるものになっています。

昭和後期 

昭和も後期の(昭和54年1979)のお雛様です。この時期になると木を使った雛道具つくりはほとんど見られなくなって、プラスチックとアルミを型押しした金具が用いられるなど、安価な物が多くなってきています。それだけに江戸や明治の頃にお雛様にかけた心意気の強さが目立ちます。

昭和も後期の(昭和54年1979)のお雛様です。この時期になると木を使った雛道具つくりはほとんど見られなくなって、プラスチックとアルミを型押しした金具が用いられるなど、安価な物が多くなってきています。それだけに江戸や明治の頃にお雛様にかけた心意気の強さが目立ちます。

実際に使っている昭和のもの

昭和と言ってもこれは比較的初期の物で、金具の精巧さや蒔絵漆の丁寧さからうかがえます。これは木製ですが昭和後期になるとほとんどがプラスチック製で産地の量産品になってきます。

昭和と言ってもこれは比較的初期の物で、金具の精巧さや蒔絵漆の丁寧さからうかがえます。これは木製ですが昭和後期になるとほとんどがプラスチック製で産地の量産品になってきます。

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