明治の雛道具その2

この長持ち明治32年と外箱に書かれています。100年近く経っているとは思えない輝きをしています。金色の部分は牡丹の花らしくその周りにツルの模様が丹念に手描き彩色されています。印刷かなと思ってつるの模様を目で追っていくとやはり1つ1つが手描きでした。
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ただこの長持ちの内部だけは古びてしまって頂けないので、例によって赤い絵の具を内部に塗って、金粉をちりばめました。こうすることでキリリとしまって見える様になります。
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柔らかい布で何回も拭いて、金属の部分は堅い布で磨き上げるとこうした輝きを持ってきます。
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この作業で半日かかってしましました。後はまた、、、

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