この秋の注文が始まり、「紫式部日記」や寛永雛、【小さき物の世界】などの雛人形が続々と注文が来はじめましたが、箱はやっぱり花びらを手描き彩色した桐箱が人気があり、そのたびごとに白い生地の桐箱に花びらを手書きしています。
やってみて分かるのですが、桐箱にも1つ1つ木目や雰囲気に微妙に違いがあり、これを感じながら絵付けをする為に、完成した桐箱は1つ1つが微妙に違っています。つまり、1つ1つが生きている様に思います。
また、お客様から要望や、赤ちゃんについての話がメールであったりすると、それを思い浮かべながら描いています。皆様のお気持ちを聞かせていただくとうれしいです。