日本の和紙について

日本の和紙は、もともと中国から伝わった製法ですが、この日本本の風土の中ではぐくまれる間に、しなやかで光沢のある和紙が生まれた気がします。
仏像などを見ていても中国の西安や大同石仏を見てから、奈良や京都の物を見ると、おおらかさと品格の違いの様なものを感じてしまいます。
現代の和紙にも、そのほとんどが機械を使って和紙の本となるコウゾやミツマタを細かく分解して漉き揚げる際にのみ手で行っています。しかし、今回みかわ工房のお雛様に付ける和紙は、コウゾの木を石でたたいて細かくし、皮などのゴミを1つ1つ手で取って、丁寧に漉きあげた本当に日本の美しさが伝わってくる「紙」の美しさです。
「寛永の華」は桐箱を和紙でつつんでお届けしています。

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