秋の紅葉賀ー貝合わせ

貝合わせを描き始めました。幅が7cmと小さめですが、万葉の昔はこの大きさのものが最高とされ、特に産地が三重県桑名のハマグリが最高のものとされて、この内部に白い絵の具を塗り、その上に物語や和歌などの文章を書き込んで、2枚の貝の一方を出すたびに床に置かれたもう一方の貝と当てあって遊んだそうです。
金地を施した上に、手描きで源氏物語絵巻の世界を描きます。
源氏物語ー紅葉賀のシーン
私が今描いている貝合わせは、内部に凹凸を付けて金箔を張ってその上から源氏物語の世界を手書きしています。写真は下絵が終わって衣服の色をおき始めたところです。

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