日曜日は染色の清家文香さんが、型紙を作り、これをもとにして、白い丹後ちりめんに糊をつけて、赤い染料で染め上げて1枚1枚お雛様の敷く毛氈を作り上げています。
部屋は暖かいとはいえ1月の水道水はまだまだ冷たい中で、何回も何回も正絹を洗って、真っ赤な丹後ちりめんが出来上がってきます。
型紙です。もちろん清家文香さんが渋紙を切って作ります。
これは、京都の丹後地方から取り寄せた厚手の丹後ちりめんです。この布に型紙を置いて、糊を載せて染料につけると糊の部分だけに、色が付きません。
こうして染め上がった布が、お雛様の毛氈となるためには、まだまだいくつもの行程があって、ようやく出来上がったのが下の写真の雛人形セット「紫式部日記」型染め「ヤマザクラ」です。私の方は、雛人形と姫貝合わせ、桐箱などをオーダーメイドで作ります。