貝合わせの作り方4

貝合わせの金箔仕上げが完成しました。
左が貝合わせの内側に、細かく切って金箔を貼った状態で、右側が乾燥後に必要のない金箔を取り払ったものです。
みかわ工房で制作している金箔仕上げの貝合わせです。
貝合わせの中には、金泥といって金を粉状にしたものを塗る方もいますが、私は金箔仕上げにこだわっています。京都で貝合わせを作る場合もこの手法が用いられたようです。
金泥は、黒い漆の上ではバックが黒ですから、金泥でも引き立ちますが、貝の内側では、室内で引き立ちませんので、総金箔にした方が絵の具の下からも輝いて違いが出てきます。

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