恒例のお花見

私たちは、この上野の森に来て27年ほどになります。
誰しも新しい土地に家を建てたり、マンションに入ったりする時に、そこには先住者の人達がいてその仲間にしてもらって、やがて地区の人間として定住して行きます。
私たちも30歳でこの地区に来た時は、4月はじめのお花見で地区のみんなに紹介されて、子供会の事、盆踊りの事、ゴミの事、地区の掃除の事などを学習していく事の中で、次第に地区の人間になっていったような気がしています。
上野丘公園で町内の花見をしました
高台の下に見えるのが私の家と工房です。
標高70m程の高台にある私たちの地区は、現在15軒で組が作られていて、今日は全ての家が参加して、お弁当を取り恒例のお花見を行います。
2ヶ月ほど前まで私の隣にいたドイツ人夫婦は、母国に帰り、その後に4人の子供を持つ若夫婦が、5月から喫茶店をオープンする事になっています。
その家族も子供連れで参加して、かっての私たちのように地区に仲間入りしました。
また、中古住宅をリフォーム後に入居された方や、最近美容院を開業しているオーナーも参加して、地区の全員がめずらしく一堂に会したお花見でした。

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