寛永雛が始まりました

みかわ工房の寛永雛の内裏雛を作っているところです。

梅雨も開けてくれそうな雰囲気の九州です。
先月から少しずつ作っていた寛永雛の色つけが始まりました。
華やかなピンク色の衣装です。この衣装に袖が付いたり、髪や扇が付いてくると雰囲気も違ってきますが、背後の屏風の緑色に合わせてコントラストのあるピンク系にしているわけです。
一方の男雛は、緑系で下に敷いたピンクの布地に対して補色(反対色ですが引きつけ合う色のこと)にして、雛壇全体が形の上でも、色彩の上でも引きつけ合う様に工夫しているところです。

このようにして、私たちのみかわ工房のお雛様は、小さいながらも隅々にまで形と色とのハーモニーを考え抜いて制作しています。

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