準備が出来ました

春から進めていた羽子板の下地(金箔仕上げ)がようやく完成。
完成してお客様のもとへ届ける段階になると、羽子板は輝きと存在感を持って来ますが、1枚の板から完成までの作業はどちらかといえば苦しさがあります。しかしここでの作業を疎かにしてしまうと、絵を描く段階に来て美しさが損なわれます。従ってこれまでの段階は、見えにくい所ですが避けて通れない作業です。
みかわ工房の金箔仕上げの羽子板下地です。
9月や10月になると、全国の方からお正月や初節句に向けての羽子板の注文が来ます。事前に描いている場合も何枚かありますが、ほとんどは御注文を受けてからの制作になります。
やはり、注文主の要望や姿が見えていた方が、制作にも力が入ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA