3日目に入った羽子板の一部です。
衣装の細部や几帳なども出来上がってきました。ここで問題になってくるのが、金箔仕上げの上に描いた源氏物語絵巻のシーンが、程よい調和を持っているかという事や、細部のどこかが出過ぎた色調になっていないか等を調整しながら進めています。
羽子板の表面には全て金箔仕上げにしているので、この豪華さを壊さずに平安の面影を残すように古色味をおびた色調になるように心がけています。この段階をご依頼主にメールで写真をお見せして、最後に目やお子様の名前を入れて、お届けします。
新年のお祝いには、この京風の源氏物語絵巻羽子板がお部屋を飾る事でしょう。
にほんブログ村← 左のバナーを1回クリックいただくと、私のブログの順位に反映しますのでよろしく御願いします。