中国地方の方から毎年、正月や雛祭りの時期になると決まってお電話があります。
どうやら、これまでに自宅で飾られたお雛様達を、見に来られる方が多くなってきたようで、「今年も新しいものを飾りたい」とのことで、妻が羽子板や小間物を工夫して写真を撮ってこの方に送ります。
そうすると、この方よりお電話がかかり、「ああでもない、こうでもない」と言うやりとりが2~3日続いた後にお話がまとまって、それをお送りしているようです。
聞いていると、これは買うことより買うまでのそんな話が、先方の方にとっては楽しいように感じられます。
今回も、この写真を送ったら、またお電話がかかってくるでしょう。
大きい羽子板と丹後ちりめんの布にこま犬、貝合わせ、羽をのせました。