柔らかい色調で

JUGEMテーマ:アート・デザイン
私は、貝合わせや羽子板の注文があった場合、「うすく柔らかい色調で」と「濃いめではっきりと」のボタンを用意していて注文の際にどちらかのボタンを押してもらって、その資料を見ながら、「あ、この方は柔らかい色調で、、、」と思いながら、色調の調整をしています。

20120209_2686870

上の写真は、どちらかと言えば柔らかい方の色調かもしれません。しして、右手にあるのが金泊地の8cm貝合わせと胡粉を塗って仕上げた白地の貝合わせです。
この貝を、見つめながら筆を持つと、不思議に貝の一部に男雛であれば烏帽子や顔の一部が浮かんできて、するするーっと下絵が出来上がります。
それから、左右2枚の貝のバランスを見ながら、色合いがほどよく調和するように工夫しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA