今日の夕方、明日のイベントのために用意をしていいたら東京の方から電話がありました。
「孫の誕生祝いに羽子板を買って上げようと思って、色々探しているけどアニメの羽子板を買って上げる気にはならないでいたら、やっとみかわ工房の羽子板に巡り会った」とのことでした。
「いつまでも親やお叔母気持ちを大事にして欲しいから、本当に良いものを上げたい。」でもなかなか見つからなかったそうです。
そうですよね。私の京風羽子板は、江戸期に一度絶えたものを、歴史の文献をひもといて独自の技術で作り上げた羽子板ですから、現在は全国の産地で作られているものでもありません。おそらく日本の90%は押し絵羽子板が普及しているのではないでしょうか。
私はこの京風羽子板が好きですから、お客様の要望がある限り制作してゆきたいと思います。