最近、小さい貝合わせにこだわっていくつかのシリーズを出していますが、今回はさらに小さい貝合わせに挑戦してみました、かといって質は落とさないで貝合わせを描くにはどうしたらいいかを考えてみました。
まず、その貝合わせの大きさです。下の写真を見てもお分かりのように、10cmの大きい貝合わせ「若菜」とすぐ下の貝合わせが大きさ3cmの「若菜」です。これだけの大きさの中に如何にして物語の雰囲気を描きこなせるかが問われます。結果は、笛を吹く童までは描けませんでした。
貝合わせだけではなく、小箱にもこだわって明治の蒔絵が書かれた小箱5×7×5cmにしました。
これが、五組の貝あわせです。
源氏物語「梅が枝」
源氏物語「末摘花」
源氏物語「若紫」
源氏物語「若菜」
源氏物語「藤袴」
詳しい写真もあります。