棗に松竹梅

昨日、貝合わせが終わって、次は棗に下地を施していたので、その上から最初に松や梅などの絵を先に書いておきます。この後、松の上下に金箔を張ります。
この棗シリーズは、ずいぶん以前(1999)に由布院の「わたくし美術館」というギャラリーがありまして、この空間で何度か個展した時に、実験的に棗を使って日本の遊びを表現してみようと思って、
1999年当時のスケッチ、直径4m高さが2mほどの天幕でできたテントを自作し、竹でつり下げる構造にして、人々は中に入っていき、一つ一つの遊びを体験するという物でした。
この中で、棗はあらかじめ袋にいれておいて、この袋を「ひらき」出てきた棗をさらに「ひらく」と、そこから小さいお雛様があらわれる。という発想でした。
実際には、このお雛様は「立ち雛」になりましたが、最初の時点ではこの棗の表面に絵を描くとか、さらに中から立ち雛が出てくるとは、自分も予想していませんでした。
時を経るうちに、棗には季節の花々や、立ち雛が描かれるようになり、雑誌「和楽」にこのなつめの雛が掲載されたことにより、多くの皆様に私の棗雛が知れることになりました。

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