桐箱は、先にも述べましたがこの箱をより強固にするものが、「紐」です。みかわ工房では、幾つかの紐を全国の産地から取り寄せて、箱にあった大きさと、色合いを吟味して使用しています。

これは、羽子板(大)を入れるための桐箱で、巾の広いものを使用しています。
これが、寛永雛や「紫式部日記」に使用する平紐です。

この紐は、貝合わせを入れる場合にも使用しています。

貝合わせと羽子板の紐です。

こうした平紐の他に、特殊な箱には丸紐にふさをつけたものを使用します。
これは、貝合わせを54組左右に分けて入れた際に使用した貝桶です。
こうしてみると、紐は日本人の生活の中で「包む」という行為を「ひらく」際に無くてはならない繊細な道具なのかもしれません。
JUGEMテーマ:クラフト・手芸 色々
かい合わせ54組み入れた貝おけの、絵付けのないものを
作っていただけますか。
保育所で貝合わせを作ったので、入れるものを探しています。
絵付けは、こちらでします。できるのでしょうか。