大正期の可愛い雛箪笥です。黒い漆ではなくあずき色の上に牡丹に鶴が見事に手描き彩色されています。鶴の下の部分には青い螺鈿細工が施されていて当時の職人さんの美意識を感じさせられます。大きさは10cm×5cm×12cmです。
そしてもう一つは、同じ絵柄の長持ちで、螺鈿細工も小さいですがちゃんと施されています。
そして、雛人形やこま犬、貝合わせなどと組み合わせた物が、【小さき物の世界】8番になります。その幅は全体で40cm程、高さがiPhoneの高さからもお分かりと思いますが、12cm程です。奥行きは20cm程です。
もう一つは、さらにさかのぼって江戸期の小箱(正式には挟み箱)に縮緬で袋を作って、この中にお雛様たちを入れておいて、
雛壇に列べたのが、下の写真になります。お子様が小箱から1つ1つのお道具を取り出して雛壇に列べていく様子は、考えただけでも素敵ですね。