昨日完成した「花の貝合わせ」です。江戸から明治にかけて作られた小箱(8×8×8cm)に5組の貝合わせ(大きさ3cm)を入れました。
この小さい貝合わせは、10年ほど前に日本橋の「三井記念館」で見たお雛様と貝合わせを見たことが、こうした小さいものにこだわるきっかけになっているようです。小さい物へのこだわりは、江戸の人々に限らず日本人の根底に流れているような気がします。
貝は、3cmのハマグリに金箔を張り、右上から春{木蓮、野路菊 } 夏{サギソウ、菖蒲} 秋【キキョウ、ゆり} 冬{梅、椿}にもう一つには、山一面に咲いた桜と、それを見つめる男の姿を入れてみました。