昨年から描き続けていました手描きの羽子板がようやく完成しました。写真は、赤い丹後ちりめんの柄を付けて、羽子板立ての上に置いた物です。羽子板は桐の板に金箔加工をしてその上から手描きで「紫式部日記」の五十日祝いの図を描いています。
これが、羽子板立てを分解した所です。
「紫式部日記」の五十日祝いの図です。薄めに仕上げていますから下地の金箔が所々に透けて見えます。
この羽子板は、源氏物語絵巻羽子板「葵」の場面です。京都の葵祭の日に源氏自ら娘の髪をほどいています。
3枚目の羽子板は、源氏物語絵巻羽子板の「初音」の場面です。
それぞれの羽子板には、表の絵の題名と私の作者のサインを入れており、お子様のお名前は表の羽子板の中に入れるようにしております。