「寛永の華」の羽子板と貝合わせ制作中

現在、羽子板と貝合わせの制作に当たっています。1つは源氏物語ではなく、「紫式部日記」の中から五十日祝いの図にして、この中にお子様の名前にちなんだ「麒麟を入れて欲しい」と言う依頼です。また、貝合わせにおいて「梅の花を桜の花に変更して欲しい」という依頼を受けて制作を進めています。金箔仕上げの羽子板の上に人物割りをして大まかな色調を入れ込んでいます。柔らかで明るめの色調にしています。

 

もう一つは、「濃いめでハッキリとした色調で」と言う要望の基に進めている「源氏物語・葵」のシーンと貝合わせが初音と松風を描かせてもらっています。

これに平行して、私はすべてのセットを入れる桐箱の絵を描いたり、染色の清家文香さんは、三段飾りのお雛様を飾る敷き布や几帳をすべて無地の絹から染めて仕上げます。まさにオーダーメイドの手作りになります。

 

これが几帳と呼ばれるもので、白い絹地の上に直接手書きで桜の花びらを描いて仕上げたものです。

 

これは、染色の「型染め」の技法で赤く染めた布にあらかじめ花模様を糊で抜いておき、染め上げてから乗りを洗い出して元の白地を出したものです。非常に手がかかります。

こうしてみかわ工房としては、非常に手間をかけて最高のものをお客様の元に届けて上げたいと思っています。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL