夏休みの行事の一つに、妻がやっている子供の絵でやる「そうめん流し」があります。
30名近い子ども達が、火曜、水曜、土曜に分かれてやって来ます。まずは最初に来た子ども達が、近くの山に分け入って竹を切り出す所から始まります。容赦なく迫ってくる「蚊」にも負けず2本の孟宗竹を切り出してきます。
アトリエに着いたら、竹をナタで2つに割り、中にある節を金槌で叩いて取り出し、水が流れるようにします。
ここまでは、ワイワイやっていますが、箸を作る段階になって切り出しナイフで細くしていく頃には、すっかり声は出なくなり、汗がしたたるのも忘れて無心にやっています。
結果は、一人のけが人もなく、そうめん流しをやって帰って行きました。このセレモニーが夏休み中に4回ほど続きます。
こうして子ども達には、全て経験させる中で、その時々の判断を子供自身が決めていって欲しいと思っています。