私の住む上野の森は、市内中心部から間もないところに２万坪あまりの広大な森が残っていて、サンショウウオや絶滅危惧種のキムラグモなどの生物が家の間近にすんでいる所ですが、最近、公園内の管理がおろそかになって、うっそうとした森になりつつありましたが、地域の住民運動で少しずつ「住みやすく安全な森」に変化しつつあります。
今日も私の家の西側を、公園管理の方が剪定に入りました。こうして森に日差しが入る事によってキムラグモなどが、また森に再生してくる事でしょう。
キムラグモについては、私も昨年の秋に公園内を回っていて教えられた事から、自分の家の周りを見回してみたら、３０匹ほどのキムラグモの巣があることを知り、今更ながらびくりしました。このクモの面白いところは、獲物が自分の巣の前を通ると、ふたを開けて巣から出てきてサーッと獲物を巣の中に持ち込んでゆっくり食べると言うところでしょうか。専門的には節が幾つあるだとか難しいのですが、見ていてかわいいくもです。私が動画で撮ったものがありますから見て下さい。
