庭の正面に高さ40cm程のピンク色をしたツツジが咲き始めました。
もうここに植えて15年以上なると思います。
この花は、私たち家族が四万十川をカヌーで下ったときに、川岸で見つけた小さい苗を紙コップに入れて持ち帰り、記念に庭に植えたものがようやく10数年して花が咲くようになったものです。
当時は、野田知佑というカヌーイストがカナダの大河を下る小説をラジオの朗読で聞いて、無性にカヌーにあこがれ、以来子ども達をつれて毎年春になると四万十川で野宿しながら、最上流部から河口のの中村市までを、1隻のカヌーに3人で乗ったり、3隻に1人ずつ乗って下ったりと形を変えては子ども達や妻、時には子供の保育園の先生達や、友人までも引き込んで、30人近くでいくつものテントを張って5月の連休3~4日間は川で過ごす事が多かった様な気がします。
時が過ぎて、3人の子ども達はカヌーをする機会は無いようですが、心の片隅には野山で川で遊んだ記憶がどこかに残っているような気がします。