盗撮、、？

映像をやっている娘が「絶対見てよ」と言い残して帰ったので、４時間の上映時間を苦痛とは思いましたが、仕方なく観る事にしました。園　子温監督の「愛のむきだし」という映画です。

盗撮（映画のしおりから）
映画は、牧師の息子として育った少年の盗撮シーンではじまり「何、この映画？」と思って観ていると、この少年は父親の愛を受けたくて盗撮を続けます。
そんな中でピーンと来る女性が一人現れ、まもなくこの二人は、オカルト宗教の女（奥田瑛二の娘）とつながって行き、３人が織りなす宗教をめぐっての苦しい時間が繰り広げられます。

奥田さんの娘

映画の後半は、新興宗教への入信した家族の葛藤と愛がテーマとなっていました。
私の友人にも同じような新興宗教に入信した妹をめぐって、１０数年にわたり苦しい日々が続いている事を知っています。家族の奮闘で脱会しましたが、脱会したからそれで終わりというものではなく、脱会した本人はもとより親や親族まで、今も苦しい日々が続いているようです。
様々な事を考えさせられる映画でした。