日本の墨

昨日の金箔仕上げの日扇も乾いて、今日はお内裏様の女雛に目を入れます。
以前から私は、目は繊細な表情を出すために和墨を使います。細い面相筆に少しだけ墨を含ませてスーッと一気に描きます。優しそうで神経を使う仕事です。みかわ工房のお雛様の目は、日本古来の墨で描いています。
これで、男雛が完成するとお雛様は一通り完成した事になります。まだ、屏風や敷きすのが出来ていませんが、これは注文のメールを受けてから制作する形を取りたいと思っています。

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