3~4日がかりで取り組んでいた「紫式部日記」シリーズの羽子板が完成しました。
これまでに描いた羽子板のほとんどが源氏物語で、それ以外のものを描こうと思っていたものの、なかなか筆が進まずにそのままになっていましたが、ようやくふとした事から「紫式部日記」も描いてみようという気分になり、2枚の羽子板を完成してみました。
【物語の解説】五十日の祝いは、子供が生まれて五十日目に行う出産祝いで、父や外祖父が子供の口に餅を含ませる儀式があったそうで、これはその場面です。
【物語の解説】朝廷で主催されている御産養の模様で、ご出産間もない中宮様を心配そうに紫式部がのぞき込んでいるところです。