妻の発案で、私が若い頃に集めた手漉き和紙を桐箱にあてる様にしました。ただし枚数に限りがある為に年内の御注文の方に限らせていただきます。
写真では判りにくい物ですが、この和紙は天然のコウゾ100%を大分県の和紙職人の後藤さんがかって30年ほど前に、竹田市の山奥で細々と紙を漉いていて、当時和紙に傾倒していた私は20代でこの紙を手に入れていつか何かに使おうと持ち続けていました。それが、こうして自分が作る雛人形の「のし」として使う事は不思議な感じがします。本当に良い物を手渡す気持ちが少しでもお客様に届けば良いと思っています。
この和紙の包装は、「寛永の華」、「紫式部日記」、寛永雛桐箱入りで年内の発送にかぎらせていただきます。