3日ほど前に、「寛永の華」という完全にオーダーメイドのお雛様セットの注文がありました。
このお客様は、ネットで16万という高額の物を購入する事は始めてと言う事で、「出来れば、その制作の過程を知りたい」と言う事でした。
考えてみればそれも当然ですね。私だってこれまでの高額品は、アテネオリンピック前に買ったアクオスの26万円でしたから、来るまでは心配しました。
そこで、出来うる限りをこうしてホームページやブログに掲載する事で、良い物が全国の方に安心して購入できるようにして行こうと思います。また、心配な点がありましたら直接お電話をしてもらえれば、私や妻が詳しくご説明します。
これは、染色の清家文香さんが菱形文様の几帳を作る為に、見本を元に布の裁断を行っている所です。
これが、見本となる几帳で、型染めをした後に、紐や金箔などを施して完成させます。
これは、私が金箔仕上げの上に(これは春に木地を作り、金箔仕上げまでしておきます)細い筆で下絵を描いて、少しずつ色を置いて行きます。貝合わせと羽子板の色や形のバランスなども考えながら、ゆっくり仕上げます。