私は、この地域に来た時から森の恵を受けてきました。
時には、風で木が吹き飛んできて、屋根が壊れたり葉っぱが樋に詰まったりもしますが、それでも森から受ける静けさや、雨上がりの澄んだ空気が入ってくると「森に住んでいて良かった」と思う事が多いのです。
みんなが通行する道路の横が木々で視界が悪かった所を、明るくしようと立ち上がりました。公園を管理する大分市にお願いする事もありますが、予算不足の行政に頼むより、自分たちの地域は自分たちの力でやろうと言う事になりました。
ガードレールの向こうを刈り込みます。
集まったのは、この道路を利用する事の多い地域の方々５人です。
私たち男性３人がノコやチェーンソーで枝を落としていって、落とした枝を女性の方に運んでもらう。この繰り返しを１時間ほどやって、ようやく視界の悪かったカーブがよく見えるようになった気がします。
刈り込みが終わった状態
今回は、お互いに始めて会う人でしたが、黙々としていると不思議に息が合ってくるものでした。
