良くない巣箱、良い巣箱

毎朝公園を散歩していると、森の木立に新しく取り付けられた巣箱を見ます。でも、そのほとんどが下の写真のように地面から1,5m程の高さしかなく、人間からの害はないとしても、猫やヘビからの被害がありそうで、鳥もこれだと巣作りをしてくれません。

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そして、巣箱の上蓋を棒で押してみると、ご覧のように開いてしまいます。これは、巣作りを終えた後に、次の年にもまた巣作りしてくれるように古い巣を出すための仕組みですが、蓋が簡単に開かないように針金などでしっかりと縛っておかないと、カラスが容易に開けて卵や雛を食べてしまいます。昨年このグループが取り付けた30個ほどの巣箱は、作りが悪く、ほとんどが壊れています。
巣箱
下の写真は、私が家の前の木に取り付けた巣箱の写真です。
見てもお分かりのように、地面からの巣箱までの高さが2~3mあります。これだとヘビや猫も上がってきません。
それに、巣箱を木にしっかりとひもで縛り、フタや箱がカラスにつつかれても壊れないような頑丈な材質で作ります。また、巣箱を作る際は、普通の釘は使わずにフローリング用の釘か、ネジで留めるようする事で、雨の後の乾燥でも巣箱が緩んだりしてバラバラになったりすることがありません。
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巣箱も人の家と同じで、家の前の見通しが良く、セキュリティーがしっかりしていて、雨に濡れない温かいうちが良いのです。

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